シリーズ累計4,000万部を突破し、2025年のアニメ界を席巻した「薬屋のひとりごと」。SNSでは「実写化するのでは?」という噂が飛び交っていますが、実際のところはどうなのでしょうか?
この記事では、2025年12月時点での最新情報と、実写化に対するファンのリアルな声をまとめてご紹介します。
「薬屋のひとりごと」実写化の現状【2025年12月最新】
結論から言うと、2025年12月現在、「薬屋のひとりごと」の実写化(ドラマ・実写映画)に関する公式発表はありません。
SNSで見かける「実写化決定」という情報は、ファンの期待や予想が拡散されたものである可能性が高いです。ただし、これだけの大人気作品ですから、水面下で企画が進んでいる可能性は十分に考えられます。
公式に発表されている展開
現時点で公式に発表されているのは、以下の展開です。
TVアニメ第3期
- 第1クール:2026年10月放送開始
- 第2クール:2027年4月放送開始
- 分割2クールでの放送が決定
劇場版アニメ
- 2026年12月公開予定
- 原作者・日向夏先生による完全新作ストーリー
- 監督は長沼範裕氏が続投
- 制作はTOHO animation STUDIO
2025年7月に放送されたアニメ第2期最終話直後に発表されたこれらの情報は、ファンを大いに沸かせました。特に劇場版が「完全新作ストーリー」というのは嬉しいポイントですよね。
実写化への期待と不安—ファンの本音
公式発表こそないものの、ファンの間では「もし実写化されたら」という議論が活発に行われています。マイナビニュースなどでもキャスト予想のアンケートが実施されるなど、注目度の高さがうかがえます。
実写化を期待する声
「薬屋のひとりごと」は中華風の後宮を舞台にしたミステリー作品。豪華絢爛な衣装やセット、陰謀渦巻くストーリーは、実写でこそ映えるという声もあります。
- 「後宮の華やかさを実写で見てみたい」
- 「謎解きパートは実写の方が緊張感が出そう」
- 「中国歴史ドラマのようなクオリティで見たい」
実際、近年は「キングダム」をはじめとする中華系作品の実写化が成功を収めており、「薬屋」もその流れに乗れるのではという期待があります。
実写化に不安を感じる声
一方で、実写化に対して慎重な意見も多く見られます。特に、作品のファンであればあるほど、不安を感じている傾向があるようです。
猫猫のキャラクター再現の難しさ
主人公・猫猫(マオマオ)は、作中で「地味顔」「特徴がない顔」と設定されています。化粧でそばかすを作り、目立たないようにしているという設定です。
しかし実写で演じるとなると、どうしても知名度のある女優さんが起用されることになります。となると「地味顔設定どこ行った?」という違和感は避けられないでしょう。
また、猫猫は薬と毒に対する異常な執着心を持ち、毒を試して恍惚の表情を浮かべるなど、かなり特殊なキャラクターです。アニメでは可愛らしく描かれていますが、これを実写で再現すると「痛い主人公」に見えてしまう可能性があります。
壬氏のビジュアル問題
美形の宦官・壬氏(ジンシ)は、「天女の微笑み」「蜂蜜のような甘い声」と形容される、人間離れした美貌の持ち主。さらに身長は180cmという設定です。
日本の俳優で180cm以上の長身かつ「国を傾けるほどの美貌」を持つ方となると、かなり限られてきます。また、壬氏は表向きは宦官を演じているため、中性的な美しさも求められます。
ファンの間では吉沢亮さん、横浜流星さん、目黒蓮さんなどの名前が挙がっていますが、「どんなイケメン俳優でも壬氏の美貌には届かないのでは」という声も。
衣装・セットの予算問題
後宮を舞台にした作品ですから、妃たちの豪華な衣装、広大な宮殿のセットなど、膨大な制作費が必要になります。日本のドラマ・映画の予算で、どこまで再現できるかという懸念もあります。
ファンが選ぶ!実写化キャスト予想ランキング
マイナビニュースや各種SNSでの調査をもとに、ファンの間で名前が挙がっているキャストをまとめました。
猫猫(マオマオ)役
- 橋本環奈 — 実写化女王の異名を持ち、コミカルな演技も得意
- 清原果耶 — 影のある役柄を演じるのが上手いと評判
- 広瀬すず — 知名度と演技力のバランス
- 芦田愛菜 — 知的なイメージが猫猫に合うとの声
- 杉咲花 — 個性的な役柄での実績
壬氏(ジンシ)役
- 吉沢亮 — 中性的な美貌と演技力
- 横浜流星 — 高身長でミステリアスな雰囲気
- 目黒蓮 — Snow Manのメンバーで高身長イケメン
- 山崎賢人 — ファンタジー作品での実績
- 中川大志 — 時代劇での経験も豊富
玉葉妃役
- 北川景子 — 圧倒的な美貌と気品
- 有村架純 — 柔らかな雰囲気と演技力
- 今田美桜 — 若手女優の中でも際立つ美しさ
もちろん、これらはあくまでファンの希望であり、実際に実写化が決まった場合は全く異なるキャスティングになる可能性も高いです。
実写化するなら抑えてほしいポイント
もし実写化が実現するなら、ファンとして「ここだけは外さないでほしい」というポイントをまとめました。
1. 猫猫の「薬オタク」感を丁寧に描く
猫猫の魅力は、なんといっても薬と毒への異常な執着心。目をキラキラさせながら毒について語る姿、自分の体で薬を試す姿など、彼女のマニアックさをしっかり描いてほしいところです。
ただし、実写だと「痛い」「イタい」と見られがちなので、演出の匙加減が重要になりそうです。
2. ミステリー要素をしっかり
「薬屋のひとりごと」は後宮ラブコメだけでなく、本格的なミステリー作品でもあります。皇子の衰弱事件、園遊会での毒殺未遂など、謎解きパートは実写ならではの緊張感で描いてほしいですね。
3. 壬氏と猫猫の関係性
壬氏が猫猫に振り回される姿、猫猫が壬氏の美貌に全く興味を示さない姿など、二人の独特な関係性は作品の大きな魅力。この絶妙なバランスを崩さないでほしいところです。
4. 後宮の世界観
華やかで美しく、しかしその裏では陰謀が渦巻く後宮の世界。衣装やセットにはしっかり予算をかけて、没入感のある映像を作ってほしいですね。
まとめ—実写化は実現するのか?
2025年12月現在、「薬屋のひとりごと」の実写化は公式発表されていません。しかし、シリーズ累計4,000万部という圧倒的な人気、アニメの大成功を考えると、実写化の企画が検討されていてもおかしくありません。
一方で、猫猫のキャラクター、壬氏の美貌、後宮の世界観など、実写化のハードルが高い作品であることも事実。ファンとしては「やるなら本気で作ってほしい」というのが本音ではないでしょうか。
まずは2026年10月からのアニメ第3期、そして2026年12月の劇場版を楽しみに待ちましょう!実写化の続報があれば、また追記していきますね。
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