タレントの林未珠さんが、小林勇貴監督による映画『THE COVER GIRL』に主演することが発表されました。本作品は、林さんの実体験に基づいた脚本構成となっており、自身の生い立ちや過去の葛藤が色濃く反映されています。
映画『THE COVER GIRL』のあらすじ
物語の主人公は、グラビアアイドルとして成功を夢見る新人の麦ゆりなです。念願だった有名雑誌の表紙に抜擢され、成功への第一歩を掴みかけたタイミングで、数年前に絶縁していた母親の小川さゆりが突然現れます。
母親は勝手にマネージャーを名乗り、ゆりなの人生やキャリアに深く踏み込んでいきます。「あなたのため」という愛情を盾に、仕事や人間関係、そして未来までも支配しようとする母親の執着と、華やかな業界の裏側で渦巻く競争、そして狂気へと加速していく母娘の歪んだ関係が描かれています。
林未珠さんが明かす「毒親」との壮絶な過去
林さんは今回の主演にあたり、自身の生い立ちについて語っています。林さんは「私自身、毒親のもとで育ち、20歳の時に逃げるように家を出て以来、母とは絶縁状態です」と告白しました。
また、家を出た後も母親からの支配は続いていたと報じられています。林さんは「根源的な支配という部分ですかね。20歳の頃に絶縁すると言って家を出ましたが、しばらくは母親からも“私から逃れられると思うなよ”と脅されていたので、そういうところは重なっています」と、映画の内容と自身の体験が重なる部分があることを明かしています。
さらに、母親との関係を断った後も困難な状況があったといいます。林さんは「母親からやっと解き放たれたと思ったら、モラハラの彼氏に捕まってしまって、5年間誰にも連絡できない監禁生活を送っていたので、また時間を費やしてしまったんです…」と、過去の苦い経験について語っています。
作品への想いと「呪縛」からの解放
本作は、林さんが7年ぶりに芸能活動に復帰し、小林監督と再会して自身の過去を話したことから生まれた作品です。林さんは、役を演じることを「ゆりなを演じることは、過去の自分ともう一度向き合うことでもありました」と振り返っています。
撮影に向けた精神的な負担も大きかったようで、「撮影前のお祓いでは、張り詰めていたものが溢れ、自然と号泣していました。苦しかった記憶も含めて自分自身を追い込み、覚悟を持って臨んだ大切な作品です」と述べています。
また、制作過程を通じて精神的な変化があったことも語っています。以前は「元々はもう本当に関わりたくないし、バレたらどうしようって結構怖かった」と感じていたものの、作品に取り組むことで「逆に振り切れた」と感じたといいます。
林さんは「終わってからですね。やっと母の呪縛から解き放たれたという感じです。それまではもっと萎縮している感じが残っていて。復帰して初めてのお芝居が主演映画っていうのでプレッシャーもすごかったですし、解放されている感じはなかったので」と、撮影を終えた後の心境を明かしました。
あわせて、10代の頃の芸能活動では「絶対に蓋をしてました。10代の頃もお芝居や芸能活動をしていたんですけど、その時も全部萎縮したお芝居しかできてなくて」と悩みがあったとしつつ、今回の経験を経て「今自分を縛るものが全くない状態でお芝居をしたら、全然違うんだという解放感がありました」と語っています。
周囲の評価と今後の展望
小林監督は、林さんの変化について「今の人格になれたのって、『THE COVER GIRL』が終わってからだよね」と言及し、「こんなに覇気もなかったし、喋れるようになったし、すごく変わりましたね」と、演技を通じて林さんが成長した様子を伝えています。また、ある環境で極端な選択をし問題に発展するという出来事を、誠実に演じてくれたと評価しています。
林さんは、自身の経験を伝えることで、同じような境遇にある人々へ届けたいと考えています。「自分と同じような苦しい思いをしている子って、意外と多いなと思うんです。今虐待で保護されている子どもも増えてるので、私が今こうやって明るく生きていけていることで、勇気付けられたらいいなと思います」と、前向きな願いを口にしています。
現在は不動産会社の正社員として働きながらタレント活動を行っており、2026年5月には1st写真集『富士山』を刊行するなど活動の幅を広げています。
映画『THE COVER GIRL』は、12月5日から11日まで、東京・新宿のK’ss cinema(またはK's cinema)にて独占上映される予定です。
出典 デイリースポーツ サンケイスポーツ 東スポWEB 7年振りに芸能界復帰のIカップ・林未珠、自身の体験を元にした主演映画『THE COVER GIRL』を語る 毒親に支配されるグラビアアイドル役「この映画を作って解放されました」(デビュー) 7年振りに芸能界復帰のIカップ・林未珠、自身の体験を元にした主演映画『THE COVER GIRL』を語る 毒親に支配されるグラビアアイドル役「この映画を作って解放されました」(ORICON NEWS)|dメニューニュース(NTTドコモ) 林未珠 念願の主演映画が決定「私自身、毒親のもとで育ち…覚悟を持って臨んだ大切な作品です」 林未珠 念願の主演映画が決定「私自身、毒親のもとで育ち…覚悟を持って臨んだ大切な作品です」 | チバテレ+プラス
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