タレントの武井壮さんが、NHKの番組「ファミリーヒストリー」に出演し、9歳で生き別れた実母への思いを語りました。番組を通じて母の行方を追い、遺品との再会を果たした様子が報じられています。
9歳での別れと家族の歩み
武井さんの両親は、武井さんが9歳の時に離婚したと報じられています。それ以来、母とは会うことがなかったといいます。武井さんは母について、「とにかく優しくて、僕に対する表情はいつも笑顔で可愛がってくれたことしか覚えていない」と回想していました。
離婚後は父と兄、そして武井さんの3人で生活していましたが、父があまり家に帰ってこなかったため、苦労しながら兄弟で力を合わせて暮らしてきたといいます。
その後、さらに悲しい別れがありました。兄が癌のため24歳で死去した際、病床で「お母さんに会いたい」と願っていたため、武井さんは実家に電話をかけ、母を探そうと試みました。しかし、実家の人からは「ひどい思いをして実家に帰らされて、子供と引き離されて、次に会う時が死ぬときとはつらすぎる」と言われ、取り次いでもらうことはできなかったと報じられています。
母の行方と再婚相手との出会い
番組の取材で母の故郷を訪れたところ、母は昨年、76歳で亡くなっていたことが分かりました。また、33年前に知り合った男性と再婚していたことも明らかになりました。
再婚相手の男性は、当初は取材を断っていたとされています。しかし、武井さんが母親に恨みなどはなく、慕っているという文章を目にしたことで、取材に応じることを決めたといいます。
武井さんは、母が幸せそうに笑っている写真を見て、「幸せに暮らしていたんだなって、少しも知らなかったので。幸せそうな表情で、いっぱい写真を撮っていたので、それが一番の発見でした。母の人生を知ることができてうれしい」と語りました。
遺品に刻まれていた親子の絆
特に武井さんの心を揺さぶったのは、母が残していた遺品でした。遺品の中から出てきたのは、武井さんが芸能界に入った後の写真だったといいます。
それを見た武井さんは涙を止めることができず、「出てきたのは、僕が芸能界に入ってからの写真だったんで、忘れていなかったんだな、っていうのと、見ていてくれたんだなということが分かったんで本当に…」とうなずいていました。
会うことは叶わなかったものの、母が遠くから自分を見ていてくれたことを知り、「見ていてくれたんだな」と涙した様子が伝えられています。また、手を合わせた際に「手を合わせてる時に僕の名前を呼ぶ声も聞こえたような気もする」とも語っています。
武井さんは、これまでの人生を振り返り、「両親には産んでくれて育ててくれた数年で、一生分感謝している」と、深い感謝の意を表しました。
武井壮さんの経歴と背景
武井壮さんは1973年5月6日生まれ、東京都出身です。陸上十種競技において1997年に日本選手権で優勝し、世界マスターズ陸上では男子400メートルリレーで2015年と2018年に金メダルを獲得した経歴を持ちます。「百獣の王」の愛称で親しまれている武井さんは、自身の人生プランに、24歳で他界した兄の活動が影響を与えたことも明かしています。
なお、今回の「ファミリーヒストリー」の放送は、もともと8月13日に予定されていましたが、令和8年の千葉豪雨に伴い急きょ延期となり、9月22日に放送されました。
出典 サンケイスポーツ スポーツニッポン NHK 武井壮、生き別れた母の遺品に号泣「僕が芸能界に入ってからの写真」(SANSPO)|dメニューニュース(NTTドコモ) 武井壮「両親には産んでくれて育ててくれた数年で、一生分感謝している」(SANSPO)|dメニューニュース(NTTドコモ) 武井壮「手を合わせてる時に僕の名前を呼ぶ声も聞こえたような気もする」(SANSPO)|dメニューニュース(NTTドコモ) 武井壮「両親には産んでくれて育ててくれた数年で、一生分感謝している」(SANSPO)|dメニューニュース(NTTドコモ) 武井壮、急きょ放送延期『ファミリーヒストリー』きょう放送 9歳で生き別れた母の行方が明らかに(ORICON NEWS)|dメニューニュース(NTTドコモ)
ピックアップ記事



