俳優の大泉洋さんが、2026年10月8日に放送された日本テレビ「news zero」に出演しました。番組開始20年の節目を記念した企画「zeroが会いたい人」として、メインキャスターの藤井貴彦さんと特別対談を行い、これまでのキャリアや駆け出し当時の心境について振り返っています。
「アルバイトのつもり」で歩んだ芸能界の道
日本を代表する俳優の一人として知られる大泉洋さんですが、最初から現在の地位を目標にしていたわけではなかったことが対談で明かされました。
藤井さんから「ここまで俳優として、自分が食べていける、生きていけると思ってましたか?」という問いかけに対し、大泉さんは「いや、思ってない」と即答しています。大泉さんによると、母親から「30になるまでにはちゃんと働きなさい」と言われていたため、「アルバイトのつもりでやってましたね」と振り返ったといいます。
大泉さんは大学時代に所属した演劇研究会をきっかけに演技の道へ進みましたが、芸能活動を始めた駆け出し当初は就職氷河期にあたり、社会全体の就職難だったと報じられています。
そうした時代背景もあり、大泉さんは「そんなに焦って就職しなくてもいいかな」と考えていたといいます。その際、「とりあえず今始めたテレビの仕事っていうのが楽しい。演劇が楽しい。もうちょっと楽しいことを続けてみようかなと思えた」と感じたことが、俳優の道を歩み続けた理由になったとのことです。
36歳での主演作と、周囲から見た「不憫さ」という魅力
大泉さんの芸能活動は30年以上に及びますが、転機となったのは36歳の時だったとされています。日本テレビの「赤鼻のセンセイ」で初めて連続ドラマの主演を務め、その後は日本アカデミー賞などで5度の受賞歴を持つまでに至りました。
また、対談の中では、なぜ真面目な役のオファーが多く来るのかという点についても話題にのぼりました。大泉さん自身は「わかんないんだよな」と率直に回答していましたが、起用した関係者からの評価として、「どこかで不憫(ふびん)な感じがするらしいですよ。そういうのがなんか似合うらしいんですね」という意外な分析があることを紹介しました。大泉さん自身も、自身の持ち味について「困った時に、なにか、こう光る」と述べています。
ユーモア溢れる「理想の上司」への意欲
対談では、真面目なキャリアの話だけでなく、大泉さんらしいユーモアのあるエピソードも披露されました。
話題となったのは「理想の上司ランキング」についてです。藤井さんから、大谷翔平選手や藤井さん自身と共に、大泉さんも8位タイでランクインしていることが伝えられると、大泉さんは「うわ、これは凄い戦い」と反応。
1位を目指す目標を掲げた大泉さんは、「そうしたらもう、なりふり構わずマイナスプロモーションしてきます」と冗談を交えて宣言しました。具体的に「『この前、藤井さんにお会いしたんですけど、ちょっと厳しかったな』って」と、ライバルである藤井さんを蹴落とすための作戦を披露し、会場を沸かせた様子が報じられています。
氷河期という不安定な時代に「楽しさ」を軸に活動を続け、結果として日本を代表する俳優となった大泉さん。その親しみやすさや、関係者が語る「不憫さ」という独特の魅力が、幅広い役柄を演じ分ける今のスタイルに繋がっているのかもしれません。
出典 スポーツニッポン 毎日新聞 大泉洋 芸能界は「アルバイトのつもり」だった 駆け出し当初は氷河期「焦って就職しなくてもいい」(スポニチアネックス)|dメニューニュース(NTTドコモ) 大泉洋「死ぬほどバラエティーも好き」俳優か歌手かMCか…自身の肩書き問われた答えとは|Infoseekニュース
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